
被害を最小限に食い止めた関係者たち
須賀川一中校舎前の住宅で発生した火災を発見し、通報から初期消火までを連携して行い、被害を最小限に食い止めた同校の職員4人と鐶エスアール工業の社員1人に対し、須賀川地方広域消防組合は24日、協力者表彰を贈った。
受賞者は発見者である調理員の三本松美和さん(48)、通報者の大友和洋教頭(52)、初期消火をした信樂健二教諭(55)、関健太郎教諭(30)、鐶エスアール工業の桜堂俊介さん(43)。
事案は8月6日午後2時50分頃に発生、敷地内で剪定作業をしていた三本松さんが臭いの違和感を覚え、その後、校舎北側の住宅の出窓付近から煙と炎が出ていることに気付いた。職員室に向かい、大友教頭らに状況を伝えた。
状況を確認した職員らは手分けをして通報と初期消火を急いだ。たまたま貯水槽の検査で訪れていた桜堂さんも火災現場に向かい、逃げ遅れがいないことを確認した。
大友教頭らは「大きな被害もなく、職員を含めて誰もケガなく対応できて良かった。日頃から生徒たちが安全に過ごせるよう防災意識を高くしていたことも今回の対応につながったと思う」「今後、避難訓練などの指導をする際、今回の経験を活かしたい」などと話した。また桜堂さんは「声を掛け合いながらだったので、適切に行動ができた。連携の大切さを実感できた」と振り返った。
相樂英雄消防長は「発見、通報、初期消火の3つが迅速・適切な判断と連携で行われ、被害を最小限に食い止めることができた。日頃からの防火・防災に対する高い意識の賜物であり、他者のため行動した皆さんの崇高な精神に深く敬意と感謝を申し上げる」と称賛した。










