食生活の啓発活動続ける
今年はスポーツにも挑戦
長年に渡り食生活改善推進員を続け、減塩や健康食の大切さを呼びかけてきた。「誰かのためになればいいなという思いで活動しています。それで人の役に立てたら、自分にとっても幸せなことですから。農家なので、作物が出来過ぎたら皆に分ける。それと同じような感覚です」と分かち合う喜びを語る。
市食改の会長職を終えて10年以上経つが、今も変わらず積極的に活動に参加する。「先日は市の食品ロスに関する教育に協力するため、小学校に行きました。食生活の改善は年齢が高くなるほど難しいですが、だからこそ子どもたちへの啓発が重要だと改めて感じました」とさらなる活動にも意欲的だ。
今年は友人の誘いを受け、スポーツ振興協会のスポーツカレッジも受講し、週1回の運動を楽しんでいる。「農作業と違う汗をかくから、終わった後に身体が軽くなったように感じます。なにより、みんなと笑いあう時間は充実感があって、気持ちにハリが出たと感じます」と見せた微笑みは若々しく輝いていた。