雲水峯大橋は25日正午から通行止めに注意


 福島河川国道事務所と須賀川市は25日、浜尾の雲水峯大橋左岸で洪水浸水防止を想定した「仮設堤防設置訓練」を行う。正午から午後5時まで大橋は通行止めする。

 浜尾地区を襲った一昨年10月の台風19号水害被害は、危険水位を超えた阿武隈川の濁流が雲水峯大橋から市道に流れ込み浸水したことも大きな要因であり、住宅地に近い左岸側に仮設堤防を速やかに設置することで浸水被害を防ぐ目的で訓練を行う。

 左岸側に大型コンクリート製の仮堤防と巨大土のうを複数積み上げ浸水被害を防ぐ。

 本来は出水期を前にした昨年8月の訓練を予定していたが、急激な猛暑による熱中症防止のため延期を決め、今回の再実施となった。

 訓練実施中は全ての車両の通行ができなくなるため、利用者の理解と協力を呼びかけている。

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