春の風物詩 「こも外し」 が行われた牡丹園
須賀川牡丹園の春の風物詩「アカマツのこも外し」が19日、園内で行われた。
こも巻きは江戸時代から行われてきたとされる虫駆除法で、悪影響を及ぼす様々な害虫から樹木を守るため、毎年10月中旬頃にワラでできたこもを巻きつけ、その中に害虫を越冬させる。害虫が冬眠から目覚めるこの時期にこもごと焼いて退治するため実施している。
園内には樹齢200年以上の老木もあり、牡丹園保勝会職員らが約180本のアカマツから1本1本丁寧にこもを外した。
園内はすっきりとしたアカマツが春の訪れを告げている。