多くの車両で混雑した21日の仮置き場
須賀川市は28日まで牡丹園西駐車場に「災害廃棄物仮置き場」を開設し、福島県沖地震被災者の早期復旧と早期収集を図っている。21日は朝から多くの廃棄物を積み込んだ車両が順番待ちするなど混雑していた。
市の仮置き場では円滑な作業進行のため①金属類(サッシ、なべ、やかんなど)②可燃ごみ③木材(机、タンス、食器棚など)④廃家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)⑤不燃ごみ(ガラス、陶磁器類など)⑥混合土砂(土壁など)⑦がれき類(コンクリ殻、大谷石殻、瓦など)⑧壁材(石膏ボード、断熱材、サイディングなど)⑨廃プラスチック(小型家電、プラスチック製品)⑩その他(①~⑨まで該当しないもの)の分別項目を守る。
また仮置き場の火災など2次災害防止のため、電化製品の電池は抜く、自動車、タイヤなど部品、エンジン付きの大型農機具、灯油、揮発油・農薬、薬品などの危険物、庭石などの自然石は持ち込まない。業者によるリフォームで発生した建築廃材は受け付けない。
事前申し込みで事業所からの廃棄物持ち込みもできる。24日は場内整理のため閉鎖。
受付時間は午前9時~正午、午後1時~4時まで。
利用するには本人確認のため、市が発行する被災証明書、運転免許証などが必要で、持ち込めるのは、今回の地震で被災した廃棄物が対象となる。
市は毎日の防災無線で仮置き場開設と早期の持ち込みを呼びかけている。
問い合わせは市環境課(℡88―9129か88―9130)まで。
なお災害廃棄物対応のため、28日まで個別粗大ごみ受け付けを一時休止する。