チラシを見ながら制作者に話を聞く来客
須賀川商工会議所の「雛の笑顔に会えるまち」と「須賀川つるし飾りめぐり」が始まって最初の週末となった21日、春の陽気に包まれた市内の展示各店には美しい雛人形とつるし飾りをひと目見ようとチラシを片手に見物客が訪れていた。
このうちメガネのヨネクラ須賀川駅前店は、ひな壇と、同店オーナーの母が制作したつるし飾りが飾られているほか、小さなマスクを手作りし、マスク姿の雛人形が並んでいる。
一つ一つ手縫いされたつるし飾りと愛情を込めたマスクに関心を持ち説明を聞く人や、コロナ禍を映すような雛人形を写真に残そうと撮影する人が連日訪れ、話題を呼んでいる。
市内商店街を中心とした同イベントは3月3日まで実施され須賀川市の春の風物詩となっている。