鏡石町が高校連携できゅうりリゾットなど開発


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    町特産品を使った商品を開発した生徒たち
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    4月から販売する鏡石リゾット

 鏡石町は郡山女子大附属高(佐々木貞子校長)と連携し、岩瀬きゅうりと特別栽培米「牧場のしずく」、なたねの雫(菜種油)を使用した「鏡石リゾット」などの商品を開発した。発表会は21日、鏡石館で開かれ、関係者やマスコミにPRした。

 町は同校を運営する郡山開成学園と昨年2月に「食と健康」の分野に関する連携協定を締結し、活力に満ちたまちづくりの進展を目指している。

 商品は町ふるさと特産品商品開発事業として、農産物などの特産品を使用した新たな名物を目指し、同校食物科がアイデアや試作を重ね、美術科がパッケージをデザインした。

 また開発にあたり田植えや収穫など農作業体験なども行い、町の魅力に理解を深めた。

 今回開発した「鏡石リゾット」は2年前の台風19号の教訓から防災食に使えるレトルト食品にした。和風、洋風(トマト)、中華風の3種類を1セット1155円(税込み)で4月1日から、かんかんてらすで発売する。

 「りんごどら焼き」は町産のリンゴとサツマイモ(紅あずま)、白あんを使い、バランスの取れた食べ心地に仕上げた。須賀川市の桑名屋菓子店が製造などで協力し、3月1日から同店とかんかんてらすで1個165円(税込み)で販売する。

 そのほか洋梨(ル・レクチェ)の「コンポート」と「パウンドケーキ」は季節限定で今年12月から販売する予定。「いちごココア」は今年8月から夏季限定で、「いちごジャムマドレーヌ」は来年1月から季節限定で販売する。

 発表会は開発に尽力した各商品の担当者に遠藤栄作町長が賞状と記念品を手渡し、「新商品はどれも食材の良さが十分伝わるものに仕上げていただいた。美味しいだけでなく胸に響く商品として多くの人にPRしていきたい」と感謝を伝えた。

 佐々木校長は「産学官連携した最高のキャリア教育をさせていただいた。生徒たちにとって夢や希望に満ちた1年になった」とあいさつした。

 生徒代表の伊藤真凜さん(食物科3年)は「町の協力があったから商品が実現できました。子どもから大人まで食べていただけたらうれしいです」と述べた。