市老ク連のシルバー作品展中止

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 須賀川市老人クラブ連合会(大野篤会長)は3月6、7の両日、会員らの力作が一堂に集う「市シルバー作品展」を予定していたが、会場のtetteが福島県沖地震からの復旧作業が間に合わないため中止した。
 「シルバー作品展」は、高齢者の生きがい活動として創作した作品を展示し、会員相互の親ぼくと交流を図るとともに、地域における高齢社会への関心を深め、明るい心豊かな長寿社会づくり実現を目的に毎年作品を募集している。今年度も絵画や書、写真、工芸など多彩な約150点の出展を予定していた。
 13日夜の福島県沖地震のため、tetteは22日まで全館臨時休館を余儀なくされていた。一方でたいまつホールをはじめ貸し館の一部は今も利用を中止している。
 市老ク連事務局によると、シルバー作品展開催予定の3月上旬の会場利用が難しい旨の連絡がtetteからあり、別会場の用意が難しい現状から「中止せざるを得ない」と判断した。
 昨年は新型コロナ感染拡大防止のため、今年は福島県沖地震の影響で2年連続の中止を惜しむ声も聞かれた。

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