福島空港公園事務所の空港公園利用推進会議は、新型コロナウイルス感染防止のため会合を開かず、文書を委員に送付し、新年度事業計画などを決めた。今年度新規事業でコロナ禍のため中止した2事業のほか、新たに2事業を盛り込んだ。
今年度中止したパラスポーツ体験会(7月上旬)、スポーツターフでボール遊び(同)を再度計画し、パラリンピック競技の体験、子どもたちの体力向上と健康づくりのために様々な形のボールを使用した遊びを行う。
そのほかみどりの相談窓口運営事業(通年)、自然豊かな公園の中で開く親子の公園アートセラピー(7月)の計4つが新規事業として盛り込まれた。
公園利用者状況は今年度1月現在で、約36万6000人、有料施設が約3万8000人、空港公園事業のスポーツ・レクリエーション普及、地域づくり、緑化推進の普及指導、情報収集などの実施状況や参加人数などが報告された。
新年度事業計画は、現在行っているスポーツ・レクリエーションの普及指導及び体力の増進事業として、第15回福島空港公園杯グラウンド・ゴルフ大会(10月29日)、第14回空のみちウオーク2021(11月14日)、空港公園の森のウオーキング(6月19日・12月12日)、空港公園まつり(5月3日、9月18日)、YOSAKOIin空港公園(5月3日)、十五夜茶会(9月18日)のほか、みどりの講座、自然塾、農体験、きのこ観察会、みどりの学校など地域づくり事業、緑化推進事業などの教室や体験事業を予定している。