4月3日から「ながぬまさくら紀行スタンプラリー」

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    樹齢300年の「横田御殿桜」

 須賀川市長沼地域のサクラの名所9カ所を巡る「2021ながぬまさくら紀行スタンプラリー」は、地区の美しいサクラを各所の満開時期に楽しんもらうため4月3日から18日まで、期間を2週間以上設けて実施する。
 長沼地区はサクラの名所が多く毎年多くのファンが県内外から足を運んでいる。中でも樹齢300年といわれる「横田御殿桜」はこの地区で一番早く咲くサクラとして知られ、赤味がかかった濃いピンク色の花が樹全体を覆う姿は写真愛好家からも人気の高いスポットとなっている。
 ほかにも県指定天然記念物の「護真寺のサクラ」や市天然記念物「永泉寺のシダレサクラ」など、長沼には全国的に有名なサクラが多い。藤沼湖自然公園内には、湖を周回する道の両側や丘陵にソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど約100本が咲き誇り、今年も見事なサクラが楽しめるものと期待されている。
 そのほか、古舘のサクラ、長楽寺のサクラ、岩崎山史跡公園のサクラ、兎内のサクラ、長沼城址のサクラが対象となる。
 スタンプラリー応募用紙とスタンプは、各サクラの名所に設置され、期間中に5カ所のスタンプを集め応募すると抽選で500人に藤沼温泉「やまゆり荘」の無料ペア入浴券が贈られる。
 4月5日から5月7日まで「ながぬまさくらフォトコンテスト」として同名所のサクラを写した写真コンテストの応募も受け付ける。
 新型コロナ感染対策としてマスク着用、密を避けての観覧を求めている。
 また長沼に関する民具、歴史資料など多数展示している「歴史民俗資料館」は期間中の土・日曜日午前9時から午後5時まで特別開館する。
 問い合わせは長沼市民サービスセンター内の長沼観光物産振興協会事務局(℡67―2111)まで。