代表して卒業証書を受ける木戸さん
須賀川・岩瀬地方の5高校(須賀川、須賀川桐陽、清陵情報、長沼、岩瀬農業)の卒業式は1日、各校で行われた。5校で939人が教員や在校生に見送られながら思い出の母校を笑顔で巣立った。
今春の卒業生は須賀川194人、須賀川桐陽236人、清陵情報261人、長沼21人、岩瀬農業227人。
このうち須賀川桐陽高(井関和明校長)は同校体育館で卒業証書授与式を行った。
卒業生一人ひとりが呼名され、代表の普通科木戸風花さん、数理科学科安齋真由さんに卒業証書が授与された。
井関校長は「新型コロナなど様々な困難の中でも様々な成果を上げ、本校を前進させてくれた。皆さんならこれから待ち受ける困難も知力・体力・気力で乗り越えていける。夢を信じ、高い志で挑戦を続け、4月からの新たな出会いや生活を大切にしてほしい」と式辞を述べた。
在校生代表の松井大輔生徒会長が送辞、卒業生代表の押山奈央前生徒会長が答辞を務めた。
新型コロナの感染を防ぐため、入場曲などの演奏は吹奏楽部が予め録音したものを使用した。
卒業生は保護者や教諭らに温かく見守られながら巣立ちを迎え、思い出される3年間の学校生活にまぶたをぬらす姿も見られた。