6日から「平和のための戦争展」

文化

 戦争体験や原発事故の歴史を後世に伝え、平和と文化に想いをはせてもらう「第17回平和のための戦争展岩瀬須賀川」は6日から11日までtetteギャラリーで開かれ、震災の被災地の写真や原爆パネルなどを紹介する。
 震災、原発事故から10年の節目の年を迎え、三春町在住の写真家飛田晋秀さん提供の被災地の実相を伝える写真20枚と1月に発効した核兵器禁止条約の資料、原爆パネルや広島の高校生が描いた「ひろしま原爆の絵」の写真パネル約10枚、市民の提供品などが並べられる。
 毎年終戦記念日に合わせ8月に開催していたが、昨年はコロナ感染対策で開催できず、先月の福島県沖地震の影響もあり、同館ギャラリーでの展示となる。
 また戦争の体験を話してくれる人を募集、聞き取りを実施する。戦争に関連する物資や写真、手紙などの貴重な資料を提供してほしいと呼びかけている。
 問い合わせは南町いわせ教育会館内の実行委員会代表の草野芳明さん(℡75―2744)まで。

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