作品に目を奪われる来場者たち
大堀相馬焼協同組合の「春の新展」は6、7の両日、福島空港2・3階の特設会場で開かれ、10年間という震災からの年月の重みを感じさせる作品で来場者の足を止めている。
東日本大震災の被災後、故郷を離れざるを得なかった窯元が一堂に会し新作を発表する唯一の機会で、毎年多くの人でにぎわっている。
今年は新型コロナの感染を防ぐため、3窯元(いかりや窯、栖鳳窯、半谷窯)と浪江町地域おこし協力隊が手掛けた急須や茶碗、マグカップ、小皿など約500点が並ぶ。
またインターネットで新作展の雰囲気が楽しめるようオンラインショップも併設した(https://www.soma-yaki.shop/shopbrand/spring2021)。
会期中は空港市として、鏡石町のかぎやによるじっちゃんだんごをはじめ県内各地の特産品も販売する。
7日の開催時間は午前10時から午後4時まで。
問い合わせは空港ビル(℡0247―57―1511)まで。