聖火ランナー市町村選出者が正式決定

イベントスポーツその他

  • 画像
    聖火トーチを飾る満開のサルビア

 須賀川市民待望の聖火リレー市内コースは3週間後の27日に14人のランナーがサルビアの道を駆け抜ける。県オリンピック・パラリンピック推進室は6日、各市町村から選出されたランナーと走行区間を正式に発表した。
 聖火リレーは25日、楢葉町・広野町のJヴィレッジをスタートし、3日間かけて県内をつなぎ、震災から復興してきた現在の姿を全世界にアピールする。
 県公募ランナーは、県(地域)の現状や魅力を発信するのにふさわしい人、県民に夢や希望、元気を与えることができる人、地域の未来の担い手となる人などの観点から選定した。
 須賀川市内コースは円谷幸吉選手のライバル・君原健二さん(79)、鏡石中出身の関蒼さん(16)=清陵情報高=、天栄中出身の常松桜さん(20)=県立視覚支援学校=、須賀川高出身の溝井賢一郎さん(76)=玉川村=らが選ばれた。
 また葛尾村出身で岩瀬農業高に在学する佐久間亮次さん(16)は25日に故郷の葛尾村を走る。
 円谷ランナーズの子どもたち約20人はサポートランナーとして、市内コースを締めくくる市役所前で聖火ランナーの後方を走る予定。
 そのほかスポンサー枠で延期前に市内を走る予定だった市消防団女性班の増子理恵子さん(63)、ウルトラFMパーソナリティの長谷部久美子さん(45)は改めて聖火ランナーとして走る意向をスポンサーに伝えている。
 郡山市を走るふくしま駅伝須賀川市チーム元主将の加藤将士さん(36)=陸上自衛隊郡山駐屯地=、白河市を走る赤間昭次さん(59)=須賀川市=らも延期前と変わらずに走る予定。
 聖火リレーの機運を高めるためのトーチ巡回展は9日まで市役所1階みんなのスクエアで開かれており、多くの市民が記念撮影などして期待を膨らませている。
 円谷幸吉・レガシーサルビアの会はトーチの両脇に満開のサルビアを植えたプランター6鉢を飾った。
 当日の雰囲気を味わってほしいと、プランターを3段重ねにし、ランナーが聖火を受け渡すトーチキスポイントに設置する予定のレイアウトを再現した。

イベント情報バナーイベント情報バナー