復興やまちづくりについて意見交換する本紙記者
須賀川市のコミュニティFM「ウルトラFM」は11日、特別番組「3・11東日本大震災から10年~過去現在そして未来に伝えるメッセージ」を5時間生放送した。
当時の記憶を風化させないよう、震災当時の出来事を振り返るとともに、震災を経験していない子どもたち、これからの須賀川を担う若者たちへのメッセージを大人たちが伝えた。
震災後に期間限定で放送したすかがわ災害FMに携わった三浦純一公立岩瀬病院長、川田金太郎さんら須賀川ゆかりの著名人からのメッセージや市民の声を放送し、米倉美穂さん、堀江俊介さん、藤居ジュンコさんがパーソナリティーを務めた。
夕方には震災当時から記者活動を続ける、阿武隈時報社記者らをゲストに迎え、10年前の震災当時の取材活動、須賀川の復興とまちづくり、これからの紙面とラジオを通して伝えたいことなどテーマに意見交換した。
なお13日午後2時から午後4時まで震災特別番組「おだがいさま ラジオランド アゲイン」を放送する。
東日本大震災後に立ち上がり、2018年3月に閉局した富岡町の災害FM「おだがいさまFM」をウルトラFMで1日限定で復活する。
パーソナリティーに富岡町社会福祉協議会職員の吉田恵子さんを迎え、前半は当時のなつかしいパーソナリティーが集まってのトーク、後半は富岡町の現在を紹介する。