友人らと並んで植栽する卒業生たち
須賀川市仁井田の自然環境を守る会(藤田忠内会長)は16日、役員ら約20人が仁井田小6年生50人と農村公園北側にドウダンツツジ250本の卒業記念植栽を行った。
今年で14年目となったこの活動は、同校児童が卒業の時期にサクラやサルスベリなどを地域に植え、思い出づくりと地域の人との交流、植栽によって地元への愛情を深めてもらうことを目的に実施している。
藤田会長は「卒業後も自分たちの手で育ててほしい」とあいさつし、児童らは役員や保護者らの手伝いを受けながら丁寧に植え、愛情深くしっかりと土を固め、草花で飾り付けるなどしていた。
児童は「友だちと植えたことが楽しかった。通学路で中学校へ通うときに思い出せるからうれしい」と笑顔で話していた。