市社協の新規に「ちょこっと活動」など

地域振興

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    出席理事に協力を呼びかける溝井会長

 須賀川市社会福祉協議会の第4回理事会は16日、市役所大会議室で開かれ、新年度事業計画などについて協議した。
 理事ら約20人が出席し、溝井正男会長があいさつで議案や新年度事業などの概要を説明した。
 新年度は引き続き新型コロナの影響や対応を念頭に「新たな生活様式」に応じた地域福祉活動を展開し、災害時にも大きな力を発揮できる共助の地域づくりを目指す。
 主な新規事業として、自立相談支援機能強化事業は自立支援相談窓口にアウトリーチ支援員を配置し、ひきこもりなど社会参加に向けより丁寧な支援と時間を必要とする人の自立支援を強化する。
 福祉の地域づくり推進事業は、各地域で全世代を対象とした「地域食堂」や「コミュニティカフェ」などの居場所づくりを運営するボランティア団体を支援する。
 ボランティアセンター事業のうち「ちょこっとボランティア活動」は各地域の登録ボランティアが一人暮らし高齢者や障がい者らの日常の助けを求める人に対し、ゴミ出しや日用品買い物代行など手助けし、地域の中で支え合う仕組みづくりを目指す。
 理事会ではそのほか、2月13日に発生した福島県沖地震による被害対応について、関係施設として白鳩保育園の建物が一部破損したこと、災害ボランティアセンターを設置し延べ23人が家財片付け等支援したことなどを報告した。
 理事の辞任に伴う後任者として薄井武夫市嘱託職員親交会長、佐藤富二町内会長会会長、須田由利子市教育委員を委嘱した。

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