須賀川市と大塚製薬が包括連携協定を締結


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    包括連携協定を締結した市と大塚製薬 

 須賀川市と大塚製薬は市民の健康増進と地域活性化、住民サービス向上を図るため、双方の資源を有効活用した協働による活動を推進するため、包括連携協定を結び、締結式が22日に市役所で行われた。
 大塚製薬はポカリスエットをはじめ世界的に多彩な健康補助食品を開発・販売、近年は医療関連事業と日々の健康維持・増進サポート(ニュートラス―ティカルズ)の両輪でトータルヘルスカンパニーとして事業を展開している。
 2月末現在で福島県をはじめ県内6団体と協定を締結し、一昨年の東日本台風被災地にカロリーメイトゼロ2000食を提供した。
 包括連携協定で市と大塚製薬は①健康づくりの推進②地元企業の健康経営③スポーツ振興④防災対策⑤その他協定の趣旨に沿った取り組みの5項目をともに展開する。
 これまでも円谷幸吉メモリアルマラソン大会などに協力を得てきたが、さらに市が主催する講座・セミナーなどへの講師派遣、将来的にはスポーツ振興協会事業の熱中症予防講座やスポーツ少年団指導者講習会、スポーツと栄養教室などの連携も考えている。
 締結式には橋本克也市長、安藤基寛副市長、迫上智博大塚製薬仙台支店長、谷藤典夫同支店ソーシャルヘルスリレーション担当部長らが同席した。
 橋本市長は「一層の連携強化と市民との協働でさらに『選ばれるまち』を目指してまいりたい。熱中症予防、食を通じた健康づくり、スポーツ振興などトータルヘルスケア分野で有効活用し最大限の成果を得たい」とあいさつした。
 迫上支店長は「須賀川市と市民の健康づくりに貢献していきたい」と述べ、橋本市長に災害時の救援物資支援に向けた巨大ポカリスエット型の目録を手渡した。