スキーリゾート天栄は一部縮小し機能転用も

スポーツその他地域振興

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    事務局の説明をもとに意見を交わす委員たち

 天栄村公共施設のあり方検討委員会の第2回会議は22日、役場正庁で開かれ、スキーリゾート天栄は一部縮小しつつ費用をかけずに維持し、アウトドア施設など別の機能に転用するなど、各施設の方向性を協議した。
 人口減少や人口構成の変化などに伴う村内の公共施設(学校、幼稚園、道路・橋梁、上下水道を除く)の需要動向などを見据え、維持、複合化、集約化、転用、廃止のいずれかを判断する。
 委員10人が今回は白子テニスコート、旧羽鳥小校舎、スキーリゾート天栄の3施設について話し合った。
 白子テニスコートは平成2年度に整備されたが、コートのひび割れなどのため令和元年度から使用を停止している。委員からは維持・修繕費を踏まえ廃止してもよいが、中学生の全国大会出場実績もあり、今後も選手を育成するため、現在練習で使用する屋内運動場季楽里の2面と別に、学校敷地内などに新たなコートが必要との意見をまとめた。
 旧羽鳥小校舎は昭和34年に建てられ、現在は体育館に湯本支所の備品などを置く、冬場にイルミネーションを設置するといった活用をしている。東日本大震災までは村外者の木工工房として利用されたこともあったが、老朽化が進み安全性が保証できないため貸し出しは停止している。委員らは廃止すべきとの意見をまとめた。
 スキーリゾート天栄は平成7年度のオープン当初、スキーブームもあり順調に利用実績を重ねていたが、震災後は半数以下となり、ここ1、2年は雪不足や新型コロナの影響で大幅な利用減となっている。今後維持していくためにはリフトのモーターやワイヤーに多額の修繕費用が必要となり、温暖化による積雪量減少傾向も踏まえ、廃止すべきとの声も出されたが、ここ数年の経営努力や冬期間の湯本地区の雇用維持、スキー大会など教育への利用、地方の魅力としての活用など総合的な観点から、当面は修繕などの費用を抑えつつ、時代に即したアウトドア施設など別の機能への転用も視野に検討を進めるよう意見をまとめた。
 次回は5月13日に第3回会議を開き、10月まで全5回の検討を進め、11月4日に添田村長に方針を提言する。

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