24日午前9時頃、須賀川市内の80代女性宅に孫を名乗る男からのなりすまし詐欺予兆とみられる不審電話があった。300万円がだまし取られようとしたところ、金融機関職員が制止して被害を未然に防いだ。
須賀川署によると、男は電話口で「用事があるので家に行く」「株で損をしたので300万円がほしい」などと話した。
女性はお金を用意するため金融機関を訪れたが、窓口で対応した金融機関職員が不審に思い、詳しい状況を聞いたところだまされていると見破ったため、被害に遭わなかった。
同署は被害防止のため、「電話番号を変えた」と連絡があったり、お金を要求された場合は詐欺を疑い、すぐに警察に相談するよう呼びかけている。