聖火リレーグランドスタート

イベントスポーツ

 東京2020オリンピック聖火リレーのグランドスタートセレモニーは25日、Jヴィレッジで行われ、121日間で全国を巡るトーチに火が灯された。
 オリンピック讃歌、君が代清聴に続き、橋本聖子組織委員会会長が「神聖で力強く温かい聖火が暗闇の先の希望を照らすことを期待する」、内堀雅雄県知事は「風評被害など県内はまだ復興の途上にある。県内から始まる聖火リレーは県民にとって特別であり、ランナーたちの姿はどんな困難も乗り越えられるというメッセージとして世界の希望の灯火となることを願う」とあいさつした。そのほか丸川珠代国務大臣、小池百合子都知事もあいさつした。
 郡山五中、朝日が丘小の児童生徒が「花は咲く」を合唱し、石原さとみさん、田口亜希さんら公式アンバサダーが聖火皿に点火した。
 第1走者の岩清水梓さんらなでしこジャパンメンバーが聖火皿から火を受けたトーチを掲げ、希望あふれる笑顔で出発した。
 1日目は楢葉町、広野町、川内村、いわき市、富岡町、葛尾村、双葉町、大熊町、浪江町を経て、南相馬市でゴールした。その間、いわき市で真船幸夫ヨークベニマル社長、葛尾村で岩瀬農業高1年の佐久間亮次さんらが聖火をつないだ。
 2日目(26日)は相馬市から飯舘村、新地町、川俣町、福島市、猪苗代町、三島町、喜多方市、会津若松市まで9市町村を巡る。
 3日目(27日)は南会津町から始まり、下郷町、白河市、本宮市を通過し、午後2時41分頃に須賀川市コースが始まる。
 その後、田村市を経て郡山市で県内全体のゴールを迎える。

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