乙字ケ滝かわまちづくり推進協議会で現地視察

地域振興

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    乙字ケ滝を視察する委員たち

 玉川村乙字ケ滝かわまちづくり推進協議会(溝井賢一郎会長)は現地視察を行い、回遊性向上や親水空間づくりに向け、階段やスロープなどの設置へ意見を交わした。
 村の乙字ケ滝「かわまちづくり計画」は昨年、国土交通省の支援制度に登録された。
 これにより国土交通省は河川管理用通路、坂路、親水護岸の整備や都市・地域再生等利用区域の指定を進める。
 村や民間事業者は乙字ケ滝公園周辺に乙字ケ滝広場(仮称)基盤施設やサイクリング休憩所などを整備し、国道118号沿いの元そば屋建物(旧乙字亭)を複合型水辺施設(仮称)に改修するほか、見晴台、散策エリア、駐車場、案内看板などの整備や、賑わい創出に係るイベント、カヌー体験、情報発信などを通し「滝の駅」整備を目指す。
 協議会は具体的事業や実施方法などを検討するため現地視察を行い、意見を交わした。
 旧乙字亭をリニューアルした施設は耐震補強工事など行い、体験活動などができる多目的スペースや眺望スペース、お土産販売や観光情報発信所などを設ける予定。
 現地の状況などを見ながら、事務局が複数のコンセプト案を説明し、それぞれのメリットなどを比較した。
 各整備事業は令和4年度から着工する予定。
 なお村では乙字ケ滝のにぎわい創出のため、5月9日まで滝をライトアップし公園内を数百個のランタンで飾る「光の乙字ケ滝」イベントを実施している。

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