咲き誇る桜を楽しむ夫婦と地元の子どもたち
須賀川・岩瀬地方が春の陽気に包まれた29日、長沼地域の横田御殿桜が見頃を迎え、地元住民や写真愛好家らが次々に訪れ、思い思いの時間を過ごしていた。
4月3日からはじまる「ながぬまスタンプラリー」を前に八分咲きとなった御殿桜は、周囲の木々の緑と民家とともにどこか風情ある雰囲気で懐かしさが残る。樹齢300年の赤みがかった濃いピンクの花が根本まで垂れ下がる美しいシダレザクラを楽しみに毎年観覧客が訪れる。
また広大な敷地内にはこのサクラの種から育てた樹齢70年以上のサクラなど数本あり、スタンプラリー期間中に見頃を迎えることが予想される。
そのほかのスタンプラリーのサクラの30日現在の開花状況は次の通り。
▽古館=咲き始め▽長楽寺=つぼみ膨らむ▽岩崎山史跡公園=五分咲き▽護真寺=三分咲き▽兎内、長沼城址、永泉寺、藤沼湖=つぼみ固い