「さくらまつり」予定繰り上げライトアップ

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    うららかな日差しに照らされたふれあいロードのサクラ
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    満開の見頃となった下の川のサクラ並木

 今週に入り須賀川市内は5月を思わせるような陽気が続き、まさに桜華爛漫の季節となった。釈迦堂川ふれあいロードと翠ケ丘公園のサクラは開花から一気に見頃を迎え、市観光物産振興協会の「須賀川さくらまつり」は開催開始日を繰り上げて、31日から夜ザクラのライトアップを始める。
 これまでは3月中の開花を確認できた年もあったが、ほぼ満開近くまで開花が早まったのは初めてとみられる。「さくらまつり」も予定を3日早めライトアップを急きょ決めた。
 30日昼間には会場2カ所ともにサクラはほぼ満開に近い状態で、春の日差しとさわやかな風を全身で受けながら、多くの市民がひと足早い花見散歩を楽しむ姿が見られた。
 釈迦堂川ふれあいロードは、両岸約2㌔にわたり約350本のサクラ並木が続き、4月9日からは3列約420匹の「鯉のぼり川渡し」も始まる。31日夜からは午後6時から午後9時までサクラ並木に提灯が並び夜ザクラが楽しめる。
 河川敷でお弁当を広げるカップルやサクラを熱心にスマートフォンなどで撮影する家族連れも多かった。
 翠ケ丘公園は下の川両岸約1㌔に約180本のサクラ並木が続くほか、園内の三千代姫堂近くやお花見広場近くなど各所に見どころが点在し、市民を中心に百花繚乱の共演を楽しんでいる。ライトアップは午後6時から午後9時までサクラを明るく照らす。
 今年の「さくらまつり」も新型コロナ感染拡大防止のため、露店出店は行わない。花見を楽しむ場合は「新しい生活様式」に則り、マスク着用や河川敷・園内での集会・宴会はできない。
 またコロナ感染状況やサクラの開花状況などによっては4月23日まで予定している実施期間やライトアップ点灯時間を変更する場合もある。
 ほかにも市内全域のシダレザクラは各地でほぼ満開となっており、ソメイヨシノも開花が進んでいる。「さくらまつり」に関する最新情報は市観光物産振興協会ホームページ(https://www.sukagawa-kankoukyoukaijp/)まで。

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