市役所東側に設置された「すかがわ絵地図」看板
須賀川市は東北ネットワークの協力を得て、市役所駐車場東側市道沿いに「すかがわ絵地図」案内看板を設置した。奥の細道をはじめとした市内に点在する俳句ゆかりの地を紹介するとともに、まち歩き4コースを合わせて提案している。
市は南部地区都市再生整備事業として「居心地が良く歩きたくなるまちづくり」を展開しており、地元町内会やNPO法人などの協力を得て、「俳句のまち須賀川」ゆかりの地をすかがわ絵地図にまとめた。
須賀川は奥の細道で松尾芭蕉一行が8日滞在した地で、相楽等躬をはじめ須賀川を代表する文化人らが出迎えたほか、十念寺や神炊館神社、乙字ケ滝などの名勝を訪ねた。
絵地図には芭蕉の句碑が立つ可伸庵跡や風流のはじめ館、通称田善通り沿いの古刹や名所などを巡るウオーキングコースを紹介した。
すかがわ絵地図は風流のはじめ館などでも配布しており、市は「絵地図を手に春の須賀川巡りを楽しんでもらいたい」と呼びかけている。