さくらまつりライトアップ始まる

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    提灯の明かりで幻想的に浮かび上がるふれあいロードのサクラ並木

 須賀川市観光物産振興協会の「須賀川さくらまつり」の夜ザクラライトアップは31日から始まり、釈迦堂川ふれあいロードは満開のサクラを楽しもうと多くの家族連れらが足を運んでいた。
 「さくらまつり」はふれあいロードと翠ケ丘公園を会場に毎年開花に合わせて開き、今年はコロナ禍を受けて夜ザクラのライトアップのみとなっている。
 今週は5月を思わせるような陽気が続き、平年よりも早くサクラが開花・満開の見頃を迎えた。ライトアップも開花に合わせて急きょ予定を繰り上げての実施となったが、ゆれる提灯の明かりにサクラが浮かび上がる幻想的な光景を記念撮影する親子やのんびりと散歩を楽しむカップルも多かった。
 新型コロナ感染拡大防止のため、観覧者にはマスク着用や密状態を避けるため大人数での会食などを行わないよう理解と協力を求めている。
 釈迦堂川ふれあいロードは両岸約2㌔に約350本のソメイヨシノが並び、市内外から多くの観覧者が足を運ぶ。9日からは「鯉のぼり川渡し」も始まり、3列約420匹が青空を元気に泳ぐ。
 翠ケ丘公園はお花見広場を中心に園内各所に様々なサクラが咲き誇り、下の川は両岸約1㌔に約180本の並木が続く。ライトアップは園内のサクラのみ。開花状況で繰り上げもあるが23日までの実施を予定している。
 なお毎年人気の露店は行わない。