斑目さんが庭で見つけた「黄金色のヘビ」
須賀川市泉田竹の内の斑目恵美子さん(71)は自宅の庭で「黄金色のヘビ」を発見し、縁起が良いと近所でも話題となっている。
斑目さん宅の周辺で「黄金色のヘビ」を見たと噂されるようになったのは約10年前からだという。近所の人から伝え聞くも、斑目さん自身は50年以上住み続けて一度も見たことがなく、半信半疑だった。
しかし3年前、庭の隅をノロノロと動くそのヘビをついに目撃した。斑目さんは慌てて家族を呼び、家に幸運を招く守り神ともされる珍しい生き物の姿を目に焼き付けた。
体長は約2㍍、体の太さは直径約10㌢あり、瞳は赤い。種類はアオダイショウで、色素細胞がないアルビノの個体とみられる。
その後、昨年4月と7月にも見かけ、今年は先月末に姿を確認した。斑目さんは花を撮影するために操作方法を覚えたタブレット端末を使って写真に収め、知人らに見せて喜ばれている。「普通のヘビは好きではないが、このヘビはこれからも長く見守っていきたい」と満面の笑顔で話した。