2月の福島県沖地震で須賀川市内の15施設が被害を受け、一部児童生徒の学校生活に支障が発生した。現在はほぼ全ての施設で補修修繕を終え日常を取り戻しているが、須賀川一中体育館と長沼学校給食センターは新年度を迎えても再開の目処が立っていない。
2施設ともに躯体主体の柱が大きく傾くなどの被害が大きく、修繕は改築か大規模改修かのどちらかを選ぶほかなく、大規模予算編成が必要になることから、5日現在で市教委は対応を検討している。
6日以降は須賀川一中体育館が並木町の中央体育館で体育の授業や部活動、学校行事等を代替えして行う。
長沼学校給食センターは同地方の学校施設に給食を配食しているが、当面は岩瀬学校給食センターが幼稚園・小中学校に配食の対応する。
地震後から3月いっぱいは児童生徒が弁当を持参してきたが、6日以降は地震前と同じ給食を子どもたちが食べられる日常が戻った。