15日まで春の全国交通安全運動

教育行政

  • 画像
    子どもたちの安全を見守る警察官たち

 県などが主唱する春の全国交通安全運動は6日から一斉スタートした。同日から各小中学校で新学期が始まり、市内の通学路では保護者や交通団体関係者、警察官らが横断歩道の誘導などで子どもたちの安全な登下校を見守っている。
 全国交通安全運動は「ぼくを見て 横断歩道の 小さな手」をスローガンに、15日まで10日間にわたり全県一円で展開する。
 交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、市民自身の道路交通環境改善に向けた取り組みを推進し、交通事故防止の徹底を図ることが目的。
 重点事項に①子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保②自転車の安全利用の促進③歩行者等の保護をはじめとする安全運転意識の向上―の3つを掲げる。
 歩行者の安全確保は、横断歩道を渡ることや信号機に従うなど基本的な交通ルールを交通安全教室などで歩行者に指導するほか、登下校の見守りや夜光反射材の着用促進など行う。
 自転車の安全利用は、原則左側通行など自転車安全利用五則の周知徹底、スマートフォン、イヤホンなどを使用する危険性の周知、ヘルメット着用の推奨、自転車保険等加入の促進で安全な利用を呼びかける。
 安全運転意識の向上は、「思いやり・ゆずりあい」の交通マナー呼びかけや高齢者に対する安全教育の実施、運転に不安がある場合は安全運転相談窓口(#8080)の積極利用を促し、必要に応じて免許証の自主返納を促進する。
 また全席シートベルト着用やチャイルドシートの正しい利用の徹底、飲酒運転やあおり運転の防止を広報活動などで推進する。
 管内の街頭啓発キャンペーンは交通死亡事故ゼロの日(10日)に合わせ、9日午前10時からリオン・ドール須賀川東店駐車場で買い物客らに広報チラシなどを配布し、歩行者優先意識など事故ゼロに向けた活動を展開する。
 交通標語の手作り手持ち看板、ハンドプレートを掲げ運転者に交通安全への協力を呼びかける。