釈迦堂川と青空と泳ぐ鯉のぼり
須賀川市の「鯉のぼり川渡し」は9日から始まり、須賀川アリーナ近くの釈迦堂川上空に3列420匹の鯉のぼりが春風をお腹いっぱいに受けて元気に泳いでいる。
5月5日の「こどもの日」に合わせて、将来を担う子どもたちの健やかな成長を願い鯉のぼりを掲揚するもので、昭和62年度から行っている。
今年はサクラの開花が平年よりもかなり早く、河川敷のサクラと鯉のぼりの共演を楽しめるのは今週末までとみられる。
「川渡し」には市民らから寄せられた鯉のぼりだけでなく、市内の園児らが絵付けした作品も掲揚する。絵付けのぼりは19日から25日までtetteで、27日から釈迦堂川上空を泳ぐ。
今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観覧する場合は密集を作らない、マスク着用、シートを広げての集団会食は避けるなどの協力を求めている。
「川渡し」初日はさわやかな川風が釈迦堂川上空を吹き抜け、多くの鯉のぼりが泳ぐ様子は散歩を楽しむ市民らの目を楽しませていた。
5月10日まで行い、27日は架け替え作業を行う。