努力と精進を誓う室井さん
須賀川・岩瀬管内の5高校の入学式は8、9の両日、各校で行われ、将来の夢に向かって新たな一歩を踏み出した。
このうち須賀川高(森下陽一郎校長)は8日、オフィス情報科40人、普通科137人、計177人の名前を読み上げ入学を許可した。
森下校長は「創立114年目を迎える本校は来年度に須賀川創英館高となり、皆さんは『須賀川高』最後の入学生といえる。そのため地域や関係者が寄せる期待は一層重いものとなるだろう。またこの1年間は『須賀川高』の礎を築く大切な1年となる。これから主体的に行動し、より良い学校を目指してほしい。それが須賀川創英館高のプロローグになる。また命を大切にすることをお願いしたい」と式辞を述べた。
入学生代表の室井朱梨さん(普通科)は「校訓である叡智、情熱、躍進のもと、須賀川高の生徒として自覚と誇りを持ち、充実した学校生活に向け誠心誠意努力し、精進することを誓います」と述べた。
来賓の渡辺康平県議が太田光秋県議会議長の祝辞を代読した。
新入生らは伝統の校歌の紹介などを受け、歴史の重みと新しい学校生活への期待を胸に宿している様子だった。