実際にキュウリの選別を見学する利用者たち
JA夢みなみのきゅうりん館新プラント見学会は12日、稲田支店と長沼支店の利用者約50人が参加して開かれた。
きゅうりん館は運用開始後25年が経過し、選果機の老朽化に伴い、一部既設設備を利用し省力型長物選果機を新設、キュウリを動かさない無落差式の最新型を導入し、品質維持を図り長期的な安定稼働が出来るようになった。
参加者らは1階の荷受け部で荷受方法、手順、帳票について説明を受け、2階の製品搬送、選果機、選別荷受け部、製函場所までの流れと実際にキュウリの選別の様子を見学、さらに保冷庫、コンテナ洗浄機までを見て回った。
荷受けパレットの積み方やコンテナはオレンジ色が促成キュウリ、青色は露地キュウリ、緑色は施設露地キュウリの色分けなどのほかに、手詰め品出荷の対応などについても説明を受けた。
今後16日までに利用する支店別見学会が開かれ、22日に竣工式、28日から本稼働となる。