市立博物館でまほろんのスポット展示

教育文化観光

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    土器に関心を寄せ見入る来館者

 須賀川市立博物館と県文化財センターまほろんの連携ミニ展示「ようこそ!古墳時代へ」は6月2日まで、同館1階エントランスで、浜尾遊水地内で発見された高木遺跡出土土器など14点を展示している。
 中通り地方では阿武隈川やその支流に沿うに多くの古墳や遺跡が確認され、古墳時代の古墳・遺跡からは現代の生活にもつながる様子を見ることができる。
 今回の展示では高木遺跡から出土したまほろん収蔵資料のうち、古墳時代の土器や土製品、石製品計14点を紹介する。
 高木遺跡は阿武隈川沿岸に点在する市内遺跡のうち、弥生時代から室町時代にかけての長い期間にわたり集落跡が確認できる貴重な場所で、複数回にわたる水害被害を受けた痕跡も見られる。博物館が今年の夏に企画する「乗り越える災害と須賀川・古文書整理成果展」でも同遺跡を紹介する予定。
 出土品展示のほか、まほろんで好評実施中の「まがたま作り」や「火起こし」などの各種体験コーナーもパネルで紹介している。
 会期は43日間で休館日は毎週月曜日と今月30日、5月6日。入館料は大人200円、大学・高校生100円、中学生以下、65歳以上、障がい手帳を持つ人は無料。
 問い合わせは博物館(℡75―3239)まで。

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