提供開始を笑顔でPRする大内会長と小野寺クルー キュウリがメーンのニュー芭蕉苑「かっぱ麺」
須賀川特産キュウリが主役の新しいソウルフード「かっぱ麺」の今シーズンの提供が牡丹園開園日に合わせて16日から市内16店で一斉に始まった。同日はニュー芭蕉苑で牡丹キャンペーンクルーの小野寺里佳子さんを招待してお披露目会が開かれた。
「かっぱ麺」は全国生産量日本一を誇った須賀川産路地キュウリを活かした、新しい特産品開発を手がける中で生み出され、今年で提供開始から14年となる。
キュウリの絞り汁を練り込んだ麺を各店じまんのだし汁と特製味噌で味付けし、具材にもキュウリをふんだんに使っている。後味とのどごしがさわやかで、暑くなるこれからの季節にピッタリの新しい麺料理として市内外から注目を集める
須賀川商工会議所旅館料飲部会メンバーらで構成する「須賀川かっぱ麺の会」(大内康広会長)はこれまで、かっぱ麺PRのために各種広報活動にも力を入れ、テレビやラジオの全国放送でも紹介されてきた。
今回は“須賀川観光の華”の牡丹キャンペーンクルーを招待し、各地での須賀川PRで食べた感想も含めた情報発信をしてほしいと実施した。
ニュー芭蕉苑のかっぱ麺は具材に千切りキュウリとトマト、カニカマ、甘辛の特製肉味噌、温泉卵などをトッピングし、現在は製造販売していない江持石粉で焼き上げた専用の器で提供している。料金は980円、かっぱ麺のつけ麺680円のほか、350円のミニ海鮮丼やミニカツカレーなどのセットも選べる。
試食会で大内会長はクルーの小野寺さんにかっぱ面の由来や美味しい食べ方などを紹介し、「ぜひ各地のPRでも大いに紹介してほしい」と話した。
かっぱ麺は一部店舗がコース料理のメニューに含まれるため、事前予約が必要な場合もある。確認は各店まで。
今シーズンのかっぱ麺提供店は次の通り。
Sushi&Grillあづま(馬町)すし観(今泉)蕎麦・うどん大黒亭(八幡町)金子屋(中宿)季節料理なじみ(岡東町)ニュー芭蕉苑(堀底町)ラーメン一番影沼店(影沼町)居楽屋SYUZENあかし(馬町)須賀川kitchenあぐり(中町)スナック鶴(宮先町)吟醸料理・酒ゆめぜん(中町)▽要予約=割烹萩の井(上北町)割烹万松(宮先町)グランシア須賀川(池上町)ホテルサンルート須賀川(加治町)ホテル虎屋(宮先町)