須賀川市コロナワクチン2箱到着

その他医療

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    到着したワクチンを保管用冷凍庫に入れる職員

 須賀川市の新型コロナワクチン接種に関して、17日に配分の第1陣が到着し、市保健センターの保管用冷凍庫に予定量の2箱(1950回分)が収められた。接種は今週から、クラスター発生時の危険性が高い老人ホームなどの高齢者施設等を皮切りにスタートし、21日以降に一般高齢者への接種券(クーポン券)配送、26日から予約申し込みを開始するなど、いよいよワクチン接種が本格始動する。
 須賀川市に対するワクチン配分はファイザー社製のものが今回2箱、来週に1箱の計3箱(2925回分)届く。また5月11日の高齢者接種開始までに人口比率に応じたワクチンがさらに配分される予定となっている。
 市では高齢者が入居・居住する施設等の入居者855人と従業員726人の計1581人を今週から優先的にスタートし、感染リスクの低減を目指す。
 厚生労働省は1回目と2回目の接種間隔を、標準的には20日間をおいて接種する、20日を超えた場合はできるだけ速やかに実施することとしている。
 一般高齢者(65歳以上)に対する接種は、21日以降に接種券の発送を開始するが、ワクチンの到着予想や1日あたりの接種可能な人数、予約時開始の殺到をできるだけ軽減するなどの理由で、年齢区分を設け、高い順から順次発送する。
 須賀川アリーナでの集団接種の予約は26日から始まる。予約時には接種券の番号などが必要となるため、券到着前に予約することはできない。
 予約はコールセンター(℡0120―567―455)からの電話予約か、インターネットを使った電子予約(QRコードを接種券のチラシに記載)のいずれかで行う。
 対応可能な医療機関での個別接種は、各医療機関に直接電話するか窓口での申し込みが必要となる。開始時期は集団接種と同じく5月11日以降の予定だが、実際の開始日や接種可能な曜日、時間は医療機関によって異なる。
 糖尿病や重症心身障がいなど基礎疾患を有する人は申請により、高齢者に次ぐ優先順位で接種を受けられる。申請の受け付けは7月上旬頃から開始する予定。
 なおワクチン接種は全国民が無料で受けられるもので、市町村から金銭を要求されることはない。便乗した詐欺には注意が必要となる。

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