安全祈願祭で玉ぐしをささげる渡辺取締役社長
須賀川市の観光名勝「大桑原つつじ園」は20日、オープンした。開園に先立ち安全祈願祭が同園頂上の八幡神社で行われ、袋田、白山比咩神社の村上正浩宮司の神事、渡辺久記取締役社長らが今シーズンの安全を祈願した。
現在はハルイチバン、フジムスメ、ヨドガワツツジなどの早咲きやハナミズキ、西洋シャクナゲ、八重ザクラなどが咲き誇っている。
ツツジの見頃は例年より1週間早いゴールデンウイーク頃とみられ、山全体が赤い花に包まれる。
最も古いもので300年を超える江戸錦の古木もある。2万坪の敷地に約100種3500株のツツジが咲き誇り、シャクナゲ2500株、シャクヤク3000株、その他の花々合わせて約1万株が次々と咲き誇り、5月いっぱい多彩な種類の花が楽しめる。
園内は歩きやすく整備され、のんびりと散策できる。
新型コロナ感染防止のため、3密を避けマスク着用、アルコール消毒液の利用を呼びかけている。
売店などは縮小して出店し苗木などは販売するが、食堂は営業しない。
入園料は当初割引料金で、通常は大人600円(中学生以上)、小学生以下は無料。営業時間は午前8時半から午後5時まで。
問い合わせは大桑原つつじ園(℡76ー5857)まで。