市庁舎東側に掲げられた懸垂幕
須賀川市は「自らの地域は自らが守る」という郷土愛護精神の下で活動する消防団員(女性団員含む)を随時募集している。市庁舎東側広告塔に「消防団員募集懸垂幕」を設置した。
市消防団(善方明夫団長)は、現在全13分団に約1100人(定員1221人・組織率91%)が所属し、正業を持ちながら火災や風水害などが発生したときに、それぞれの担当地域で消火活動や救援活動にあたっている。
10年前の東日本大震災や一昨年の台風19号水害などでは、多くの団員らが自分と家族が被災しながら、被災地の第一線に立って懸命の救援活動や避難誘導などにあたった姿は多くの市民の記憶に残っている。
消防団は18歳以上の健康な市内在住者であれば誰でも入団でき、消防技術や災害対応知識の習得、日常生活における防火・防災意識の向上、異業種・世代間交流促進などのメリットがある。
消防団各分団とも随時入団希望者を募集しており、問い合わせは市市民安全課消防係(℡88―9133)へ。