かがみいし田んぼアートの種まき

農業

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    育苗箱に丁寧に種をまく生物生産科の生徒たち

 かがみいし田んぼアート実行委員会(和田和久委員長)の「田んぼアート種まき作業」は23日、岩瀬農業高生物生産科作物専攻班3年の生徒8人が同校で行い、8種類5色の種を蒔いた。
 田んぼアートは町の主要作物の米のPRと駅前観光の名所として毎年実施し、同校が苗の栽培や田んぼでの測量、稲刈りなどに協力している。
 今年は「楽しい おむすびころりん」をテーマに、コロナ禍でも元気を伝えたいという思いを込めたくさんのキャラクターが登場する。
 生徒たちは縦30㌢横60㌢の育苗箱約230枚に床土をひき、色が混ざらないように細心の注意を払いながら作業をした。種は手植え用に通常より長く生育させるため、約1カ月かけ大切に育てる。
 生徒代表の星萌生さんは昨年の田んぼアートがコロナ禍で中止したことから「一昨年の苗を超えるような良い苗を育てたい。手をかければかけただけ良い苗になるので丁寧に世話をしていきたい」と意気込んでいた。
 なお田んぼアート農業体験イベント「豊作祈願 田植えまつり」を5月30日に予定していたが、コロナ感染防止のため中止し、生徒と実行委員のみで田植えを行う。
 稲刈りやLEDイルミネーションは状況をみながら実施の可否を判断する。

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