手を上げて横断歩道を渡る児童たち
須賀川市内の各小学校では交通安全教室を実施し、児童が悲惨な交通事故に巻き込まれないよう横断歩道を使った正しい道路の渡り方や自転車の安全な運転など指導を進めている。
このうち須賀川一小(永瀬功一校長)では23日に各学年で行われ、3年生までの低学年は実際の道路を歩く訓練、4年生以上は道路での危険性などを伝えるDVDを観賞した。
1年生82人は交通教育専門員3人の協力のもと、元気いっぱいに学校周辺を歩いた。
学校前や丸田町の信号機付き横断歩道では青になるまで整列して待機し、信号が変わると左右をよく確認し、手を挙げて正しく渡った。
そのほか6年生88人に対する家庭の交通安全推進員委嘱状交付があり、登校班のリーダーとして下級生の安全確保や家庭でも交通安全を呼びかける役割が任命された。