交通安全鼓笛パレードは9月に延期

イベント教育

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    「子どもたちに笑顔・喜び・感動を与える学校を」とあいさつする森合教育長

 須賀川市小・中学校校長会議は26日、全26校長と市教委関係者ら約40人が出席して市役所で開かれ、5月19日に予定していた今年度の「交通安全鼓笛パレード」は、新型コロナ感染防止のため、秋の全国交通安全運動期間中の9月中旬に延期を決めた。
 「交通安全鼓笛パレード」は市内16小学校から1000人を超える児童が、松明通り(宮先町交差点~大町交差点)を、交通事故ゼロの願いを込めた演奏を披露しながら行進する。須賀川の春を代表する風物詩の一つとして、保護者を中心に毎年多くの市民が沿道で見守ってきた。
 昨年はコロナ禍で臨時休校措置などがあり、中止を余儀なくされたが、今年度は2年ぶりに実施する方向で市教委が各校と協議してきた。
 9月の実施は今回が初めてとなり、具体的な日程などは交通関係団体や学校行事と調整を図りながら決定次第発表される。
 今年度最初の校長会議では、森合義衛市教育長が今年度の教育方針として、「先生方には初心を忘れずに今までの経験を活かして進化発展した学校運営にあたってほしい。校長の一番の役割はなんと言っても子どもたちの笑顔、子どもたちの喜びと感動を与えること。それが何よりも大事なことだと思う。そのための方策として、教職員と一丸となり保護者や地域の方々の同意を得ながら、みんな笑顔で喜びあふれる感動を持てる1年にしてほしい。その役割が求められている。市教委を含めて願いは一つ、子どもたちの笑顔・喜び・感動を与えられるよう学校経営に力を合わせていきたい」と協力を求めた。
 鈴木伸生市教育部長は、今月19日の市教委定例会で同意を得た今年度の市教委重点施策などを報告し、各課担当職員らが今年度の市教委関連事業の概要などを説明した。