協力しながら田植えを進める車田さんたち
今月上旬頃から比較的温暖な気候が続いたことにより、須賀川・岩瀬地方での田植えも例年より1週間程度早めにスタートしつつある。
天栄村白子の車田栄寿さんの田んぼでは26日、親戚らの手伝いを受けながらコシヒカリ約50枚の田植えを行った。
車田さんらは「時期がどうしても早まり、遅霜が心配。温度を保つため水を張らないといけないが、風も強く苗が浮いてしまうため、水も少なくしなければならない」とこの時期特有の難しさを話した。
周囲の田んぼの多くは既に水が張られ、田植えの準備が進んでいる。社会人の手伝いも得やすいゴールデンウイーク期間中が最盛期となりそうだ。
気象庁によると東北地方は5月から7月まで、平均気温が高い確率が50%で、降水量は平年並みまたは多い確率とも40%となっている。