きゅうりん館で開始式と講習

農業

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    新型選果機からキュウリを箱詰めするパート職員

 JA夢みなみ(橋本正和代表理事組合長)の農畜産物集出荷貯蔵施設「きゅうりん館」の選果開始式と選果技術講習会・安全衛生講習会は28日、パート職員ら約40人が参加し、試運転と初出荷に向けての説明が行われた。
 橋本代表理事組合長が「最新型選果機を導入したプラントはシンプルなシステムになり、選果、箱詰め、保冷して届けることができる。10月いっぱいまでケガのないようによろしくお願いします」、小川明男すかがわ岩瀬地区野菜協議会長らがあいさつした。
 大賀学営農部園芸課すかがわ園芸主任がきゅうり選果規格の確認、選果時の注意事項と安全衛生講習会、安齋大樹さんが新型コロナ感染防止対策を説明し、安全に対する意識の高揚を図った。
 当面は促成キュウリが運ばれ、1000ケース(5㌔詰め)が県内や関東方面に出荷される。
 今後、無加温、6月10日頃には露地、抑制キュウリなど岩瀬管内やあぶくま石川地区から約450軒の生産者らが出荷する。
 7月中旬には最盛期を迎え、年間7500㌧の出荷を目指す。