東側入口そばに展示された巨大須賀川絵幟「鍾馗様」
tetteは今年も疾病退散と子どもたちの健やかな成長を願い、東側玄関近くの吹き抜けエリアに長さ18㍍、幅5・4㍍の巨大「鍾馗様」須賀川絵幟を26日から掲示している。
須賀川絵幟は江戸時代を代表する市出身の銅版画家亜欧堂田善の流れを受け継ぐ市指定無形文化財「須賀川絵幟」技術保持者の大野修司さん=吉野家6代目・並木町=の作で、須賀川商工会議青年部の依頼で以前に制作したもの。
tetteは新型コロナ感染拡大防止などの願いを込めて、5月5日の「こどもの日」に合わせて、大野さんの協力で昨年から展示している。
来館者は東側玄関から入場してすぐ目の前にそびえる巨大絵幟に驚き感心するとともに、「コロナ退散の願いが叶うと良いですね」など話していた。
29日からはtetteで「みんなで作るこいのぼり」掲示、数々の装飾を施す「こいのぼりガーランド」、記念撮影が楽しめる「こいのぼりフォトスポット」が始まり、こどもの日一色の館内へと変身する。