地域おこし協力隊の大久保さん

地域振興

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    協力隊の大久保さん

 鏡石町出身の大久保萌子さん(25)は4月1日から須賀川市観光物産振興協会・地域おこし協力隊として市観光交流課で業務にあたっている。「須賀川の良さを学びながら、市内外の人に情報発信していきたい」と意気込む。
 大久保さんは両親が須賀川市出身で、幼い頃には釈迦堂川花火大会などに訪れていた。小学校入学後から東京に移住し、大学在学時には応援団チアリーディング部の活動で震災被災地を巡り、市内小学校を訪れ子どもたちにエールを送っている。
 これまで体験したことのない「新しいこと・出来なかったこと」に挑戦してみたいと、地域おこし協力隊への参加を決め、活動地の候補一覧から「須賀川市」を発見した時は不思議な縁を感じ活動を決めた。
 須賀川に移り住んで1カ月ほどだが、「須賀川は人が温かく、地域に根づいた素敵なイベントが多いまち」だと感じ、協力隊員としてインスタグラムを通じて積極的に須賀川の魅力発信に努めている。
 主な業務は須賀川牡丹園開園式など各種イベントの準備や運営、市観光交流課や観光物産振興協会活動のサポートのほか、市の観光と特産物PRをメーンに活動する。
 将来的には牡丹やキュウリなど特産物を使った商品企画や新しいイベント実施、市内の歴史ある商店のインタビューなどにも力を入れていきたいと話し、「季節ごとに地域に根づいたイベントに見る側でなくやる側として携われるのが今から楽しみです。コロナ収束後に多くの方に訪れていただけるよう国内外に情報発信していきます」とも。
 趣味はカフェ巡り、ヨガ、サウナなど。「須賀川はおしゃれなお店が多いので、今から訪ねるのが楽しみです」と笑顔で話している。

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