代表で成人証書を受ける大河原さん
延期していた鏡石町の令和3年成人式は2日、平成12年4月2日から翌年4月1日生まれの166人を対象に町公民館で行われ、約80人が出席し大人として新たな門出を迎えた。
例年は1月に行われるが昨年末からの新型コロナ感染状況を受けゴールデンウイークに延期した。式典は約30分程度に規模を縮小、恩師や来賓など出席者数も最小限で行った。
遠藤栄作町長は「困難を乗り越えた先には明るい未来が待っている。自分の可能性を信じて目標に向かって邁進してください」と激励の言葉を送った。
来賓の古川文雄町議会議長と恩師代表の大橋宏記教諭(元鏡石中3年1組担任)が祝辞を述べた。
成人証書は大河原厳さんが代表して受け、井上孝太郎さんと曽根さくらさんが「成人証書を手にした今日のこの喜びをかみしめて、さらに一層心身の鍛錬と教養の向上に努めます」と宣誓し、津金大勢さんが謝辞を務めた。
保護者らは式には出席できなかったが屋外では我が子の晴れ姿を写真に収めるなどうれしそうにしていた。新成人らは久々の級友や恩師との再会を喜び、無事に迎えられた成人式を期に大人としての自覚と責任を再確認していた。