13日 円谷選手誕生日に「サルビアの道」再現

スポーツ文化

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    サルビアの鉢に貼り付けるステッカー

 今月13日は1964東京五輪銅メダリストの故円谷幸吉選手の81回目の誕生日。「円谷幸吉・レガシーサルビアの会」(会長・安藤喜勝市体育協会長)は、同日午前9時半から、3月の聖火リレーコース沿いを中心にサルビア鉢花約3000本を配置して「サルビアの道」を再現する。
 円谷選手の母校須賀川高生徒会の発案で始まった第1回「サルビアの道」から半世紀余、兄喜久造さんによって受け継がれ、市フラワーセンターが世話したサルビアの花で、3月の聖火リレー須賀川通過に合わせて「サルビアの道」を再現した。
 レガシーサルビアの会は、これからも円谷選手の顕彰を続けるとともに、須賀川出身者としては円谷選手以来のオリンピアンとなる相澤晃選手(長沼中出身、男子1万㍍代表内定)を応援するべく、サルビアの鉢花を沿道や円谷幸吉メモリアルパークなどに配置し、近隣住民に里親として世話の協力を得ながら活動を継続する。
 配置するのはサルビア6本を植えた10号鉢500鉢約3000本。プランターには昭和から令和へ続く「サルビアの道」、1964―円谷幸吉LEGACY―2020の文字とともに、円谷・相澤両選手の写真を掲載したステッカーを添付して応援体制を整える。
 当日は会員ら約30人が作業に参加し、市フラワーセンターで鉢にサルビアを移植し、午後4時頃まで松明通りや円谷幸吉メモリアルパークなどに配置する予定。里親には11月中旬頃まで水やりなどの管理を依頼した。

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