研究発表をメモを取りながら熱心に聴講する2年生
岩瀬農業高(高橋豊治校長)の農業クラブ校内意見研究発表大会は11日、全校生623人が参加し同校で開かれ、審査により意見発表は安部源翔さんら3人、プロジェクト発表は星萌生さんチームら3組が最優秀に選ばれ、県大会に出場する。
農業の学習を通して感じていることや考えていることなど農業に関する思いを発表する校内大会で、意見発表に学年代表9人、研究発表に6チームが出場した。
発表は「生産・流通・経営」「開発・保全・創造」「ヒューマンサービス」の3分野に分かれ、意見研究が具体的で説得力があるかなどを審査した。
新型コロナの影響で2年ぶりの校内発表となり、出場者らは農業の経営改善や食品ロスの研究成果を披露していた。
県大会は6月9日、勿来市民会館で行われる。
最優秀は次の通り。
◇意見発表▽生産・流通・経営=安部源翔(アグリビジネス科3年)「私の目指す経営~地域と共に~」▽開発・保全・創造=車田春斗(同2年)「守り人の夢」▽ヒューマンサービス=穂積美輝(園芸科学科3年)「次世代へ農業・食の伝統」
◇プロジェクト発表▽生産・流通・経営=星萌生ほか7人(生物生産科3年)「新たなGAP認証とゆうだい21の食味アップに挑戦~宝素を加えたことによって食味におよぼす影響~」▽開発・保全・創造=鈴木萌ほか3人(園芸科学科3年)「宇津峰山へ山野草群生地復活のこころみ(part3)」▽ヒューマンサービス=関根詩沙ほか9人(ヒューマンサービス科3年)「踏み出せ!農福連携!~ユニバーサル農業への挑戦~」