須賀川牡丹園 17日から無料公開

文化観光

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    遅咲き牡丹などが楽しめる園内

 須賀川牡丹園は16日で今シーズンの有料公開を終えた。昨年はコロナ禍を受けて休園を余儀なくされたが、2年ぶりの開園に多くの観覧者が足を運び、4月16日から1カ月の有料期間中に2万5693人が訪れた。
 今年の牡丹は開花時期が平年並みで、ゴールデンウイーク中に最盛期を迎えた。
 赤や紫、ピンク、白など色鮮やかな牡丹の大輪を多くの市民が楽しみ、大型連休中は1万1000人を超える来園者でにぎわった。
 17日以降は無料公開となり、現在の園内は遅咲き牡丹の一部とシャクヤクが楽しめる。全国唯一の国指定名勝として、文化財保護の観点から午後5時から翌朝午前8時半までの入園は出来ない。
 まもなく梅雨入りの時期を迎えるが、目にまぶしく、さわやかな風が吹き抜ける初夏の新緑の牡丹園もぜひ楽しんでもらえればと来園を呼びかけている。