ながぬまフォトコンテスト 阿武隈時報社賞は渡辺さん

地域振興文化

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    最優秀賞の永野さんの写真
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    阿武隈時報社賞の渡辺さんの作品

 第9回ながぬまさくらフォトコンテスト審査会は20日、長沼保健センターで開かれ最優秀賞は永野隆司さん(白河市)の「兎内のサクラ」、阿武隈時報社賞は渡辺真二さん(須賀川市)が選ばれた。
 地域内のサクラの名所9カ所を巡るながぬまさくら紀行スタンプラリーの写真を募集したもので県内各地から42人、107点が寄せられた。
 樹齢300年とも言われる横田御殿桜をはじめ、古舘、長楽寺、岩崎山史跡公園、護真寺、兎内、長沼城址、永泉寺、藤沼湖のサクラやシダレザクラの9カ所が対象となった。
 審査員は長沼観光物産振興協会(赤羽隆会長)役員と地元報道4社の13人が務めた。
 応募作品は子どもや女性の笑顔と写るサクラや夜桜、霧の中の幻想的な写真などの作品が多った。
 最優秀賞には賞状と地域特産品の詰め合わせ(5000円相当)、優秀賞は特産品(3000円相当)、各新聞社賞は賞状と楯が贈られる。新型コロナの影響で表彰式と懇談会は行わず、賞品などは後日受賞者に発送する。
 応募写真を例年は秋のながぬま文化まつりなどで展示していたが今年は新型コロナの影響で現時点での展示予定はないが、観賞してもらえる機会を検討している。
 入賞者は次の通り。
 ▽最優秀賞=永野隆司(白河)「兎内のサクラ」▽優秀賞=水野晴夫(白河)「古舘のサクラ」、矢部幸一(須賀川)「長楽寺のサクラ」、鈴木則夫(須賀川)「岩崎山史跡公園のサクラ」、佐藤弘(西郷)「護真寺のサクラ」、吉田政孝(鏡石)「横田陣屋御殿桜」、関根淳一(須賀川)「兎内のサクラ」、矢作武一(古殿)「長沼城跡のサクラ」、坂本禮三(福島)「永泉寺のシダレザクラ」、鈴木浩二(須賀川)「藤沼湖のサクラ」▽福島民報社賞=佐藤弘(西郷)「岩崎山史跡公園のサクラ」▽福島民友新聞社賞=長谷川裕望(須賀川)「横田陣屋御殿桜」▽マメタイムス社賞=森昭作(須賀川)「長楽寺のサクラ」▽阿武隈時報社賞=渡辺真二(須賀川)「長沼城跡のサクラ」