「ウルトラの父」と「カネゴン」モニュメント補修とお色直し

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    補修作業に入った市役所前の「ウルトラの父」

 須賀川市役所東側の光の広場で展示されている「ウルトラの父」と、中町のタマキヤ前のキャラクターベンチ「カネゴン」の補修作業が25日から始まった。2体とも27日までに終わり、新しく生まれ変わった姿は28日からお披露目される。
 ウルトラの父は平成29年5月の市役所新庁舎開庁に合わせて設置され、須賀川の平和と安全を見守るシンボルとして、大人から子どもまで幅広い年代から人気を集めている。
 特に天気が良い日には不定期でマントを羽織り、全高3・5㍍のりりしい姿が絶好のフォトスポットにもなり、記念撮影を楽しむ親子も多く見られる。
 ウルトラの父は設置から約4年が過ぎ、汚れが見え始めたことからメンテナンスとお色直しを兼ねて作業している。
 カネゴンは平成29年11月の松明あかしに合わせて設置された。約1・7㍍の大きさで、がま口状の大きな口と愛らしい仕草が人気を呼び、ベンチに一緒に座って抱きつく子どもも少なくない。
 今でも「カネゴンの口の中に小銭を入れておくと金運アップ」とのウワサを信じてか、5円や10円をこっそり入れる市民も見かけられる。
 カネゴンは背中部分のトゲに欠けが見つかり、塗装も一部落ちかけている部分があるため補修作業に入った。
 市には松明通り沿いを中心に、多くのウルトラヒーローや怪獣のモニュメントを設置しているが、今年度中の別のモニュメントは補修作業を予定していない。